SADAMOKUDESIGN/サダモクデザインは、「共に暮らす家具」をコンセプトにした
ハンドメイドのオリジナル家具ブランドです。
ソファやテーブル、チェア、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、
素材の持つ個性を活かして、ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。
お部屋に暖かみを与え、長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。
サダモクデザインの家具づくり 創業から変わらないこと
代表 畑山(以下、自分)が「欲しい」「カッコいい」と思う家具や雑貨を、デザインから製作まで自社で一貫して製作しています。
今現在、自分が「欲しい」「カッコいい」と思える家具や雑貨が、サダモクデザインのプロダクトの根幹です。
そのため自分自身が欲しくない、好きじゃない家具や雑貨の販売はおこないません。
改めて自分が「『欲しい』『カッコいい』と思える家具や雑貨って何だろう?」と考えてみました。
・機能美があるアイテムが好きです。
・機能美という言葉が好きです。
・シンプルで素朴なデザインのモノが好きです。
・普遍的な普通のモノが好きです。
・丈夫なモノが好きです。
・めんどくさがり屋ですが手間がかかるやつが好きです。
・意味を持たない装飾や過剰なこだわりは嫌いです。
・キズやシミが付くことは当たり前で、気を使わないで使用できるものが好きです。
・歴史が見て取れるアイテムが好きです。
・経年変化や劣化が思い出に変わっていくさまが好きです。
・いじくりたくなる節穴が好きです。
普通であり普遍的であり、良くも悪くも共に歴史を歩める家具や雑貨が好きでした。
何年たっても変わらないデザインの家具や雑貨、本物の素材だからこそ魅せてくれる「経年変化」していくさま。
これがサダモクデザインという家具屋と、サダモクデザインの作る家具、そのものです。
サダモクデザイン家具のこだわり
サダモクデザインでは、本物の素材を使い職人が手作りで、世界に一つだけの家具を制作しています。
また建築にも精通した職人の感性を活かし、空間を広く開放的に見せるための工夫が施されています。
”本物”の素材を使い、職人の手作りで仕上げる家具
サダモクデザインの家具や雑貨は本物の木材、テキスタイル(生地)、アイアン素材のみを厳選して製造しています。
そして職人が手仕事で磨き上げています。
無垢材は表情が様々で、職人の技術や感覚やセンスにより同じデザインでもそれぞれに個性を持った家具として生まれ変わります。
使用する木材の種類や産地は様々ですが、ダイニングテーブルやローテーブルをはじめAVボードやソファのフレームに使っている無垢材は、国産の杉やヒノキ、北米産のオークやホワイトウッドです。
サダモクデザインではできる限り、集成材や合板の使用頻度を少なくしています。
これは安価な素材に使用されている接着剤には、有害物質が多く含まれるためです。
どうしても合板を使用する際は、シックハウス症候群の原因にもなるホルムアルデヒドなどの有害物質をほとんど含んでいない「F値4クラス」のものを使用しております。
ソファやクッションに使用しているテキスタイル(生地)は、メーカーや産地、素材の混合比率や染料の安全性にまでこだわっています。
岡山デニムをはじめ、国内外から厳選されたテキスタイル(生地)を使用しております。
ファブリック素材は、特にお肌に触れることが多い素材です。
そのため丈夫さはもちろん、肌触りや安全性を重視して縫製作業に至るまで細心の注意を払って製作しています。
アイアン(鉄)は厚みが2ミリ前後ある建築用の鋼材を使用しています。
簡単に曲がったり凹んだりする0.数ミリのスチール素材ではなく、建築物の骨組みなどで使用されている丈夫な鋼材を熟練の職人が溶接して仕上げています。
強固なアイアン素材でダイニングテーブル等の脚部を製作することで、反ったり縮んだりする無垢材の個性を強制してくれる働きが生まれます。
無垢材とアイアンという、異種の素材を組み合わせることによって、相乗効果が生まれるのです。
塗装が剥げたところから錆が出てきたり、丈夫だけれど重かったりと色々と不便なこともあります。
しかしこれが本物のアイアンの持つ個性であり、本物を使う安心感と魅力です。
本物の無垢材や国産のテキスタイル(生地)にはじまり、塗料や接着剤に至るまで、安心して安全にご使用いただくために素材選びには最大限のこだわりを持って挑んでいます。
サダモクデザインでは、常にシンプルに素材の良いところと悪いところの双方を生かした家具づくりを目指しています。
世界に一つだけの家具
無垢材には木目や節、割れや傷などが必ず存在します。
これはサダモクデザインで使用している無垢材である国産の杉やヒノキ、北米産のオークやホワイトウッドも例外ではありません。
無垢材の木目は、人間でいう所の指紋みたいなものです。
節はそこから枝が生えていた場所で、人間でいうホクロのような存在です。
傷は人間と同様に、材木になる前に樹木が何らかのダメージを受けたところです。
割れは樹木の時から入っているものや、製材された後に乾燥などによって生じる場合があります。
節が抜けてしまったり割れなどが出てきたり、反ったり縮んだりと、人によってはデメリットとなる経年変化もあります。
しかし人にも癖や個性があるように、無垢材の癖や個性だと思えば身近に感じられ、経年変化を楽しめるはずです。
また無垢材の木肌には暖かさがあり、木材の香りも良く自然の中に居るかのような気分になることも魅力です。
木材の木目は人間の指紋のように全く同じものが存在しません。
またサダモクデザインでは職人の手作りで制作しているので、無垢材の癖や職人の作業方法やセンス一つで仕上げが少しづつ変わってきます。
これがサダモクデザインの無垢材家具が「世界に一つだけの家具」と言う理由です。
またこうした無垢材の癖や個性、経年変化、暖かみ、木材の香りを楽しみ、本物の素材を生活空間に加えることが、サダモクデザインのコンセプトである「共に暮らす家具」です。
空間を広く開放的に見せる
サダモクデザインの家具は、一般的な家具のサイズ感より若干小さく作っています。
例えば、ダイニングテーブルであれば、一般的な高さはH720~H740ですが、サダモクデザインのダイニングテーブルではH700と低く設定しています。
通常の天板迄の高さを10ミリ低くするだけでお部屋の解放感が大きく変わることを実感できるのです。
さらにサダモクデザインのダイニングテーブルは、20ミリ~40ミリ低くなるので空間の抜け量はより大きく、開放感を与えます。
ダイニングテーブルセットに付属するチェアやベンチなども、H700のダイニングテーブルでもゆったりと快適にご利用いただけるサイズ設定に仕上げているため、低さや小ささを感じることはありません。
狭いお部屋であってもダイニングスペースやお部屋の広がりを、より実感していただけるように家具をデザイン、設計しています。
ソファはローバックソファにこだわり、背面の高さを極力抑えることでお部屋の圧迫感を無くすことに成功しています。
またお部屋の中央に設置しても「カッコよく」そしてスッキリ」と見えるように、背面のデザイン性と空間の抜けを重視しています。
また家具下のお掃除が、ストレスなくできるのも特徴です。
さらに全ての家具は、余分な装飾や過剰な補強を出来る限り排除することで、シンプルでスッキリとした素朴なデザインを作り上げています。
サダモクデザインで製作する全ての家具は、高さや奥行サイズを抑えて設計しているので、空間に広がりを与えて床面積を広く見せることができます。
建築にも精通した感性を家具に取り入れ応用
自分とオヤジは元々大工だった事もあり、図面を書いたり見たりと建築にも精通しています。
サダモクデザインでも店舗のデザインやプランニングをはじめ、内外装工事や住宅のリフォームなどもおこなっています。
例えば店舗導入のお客様であれば、オーダー什器や既存家具のご相談に始まり、ご予算に応じた改装や新装工事のプランニングのご提案をおこなっています。
家具を作って送るだけではなく、プランニングまで行うことで導線の確保や解放感をご提案しています。
サダモクデザインでプランニングと店舗の工事を行ったお客様の中には、改装後に売り上げが150%アップしたというお知らせも頂戴しております。
また住宅リフォームの場合は、お客様のイメージを元に家具のレイアウトやサイズ、色合いのご提案などもおこなっています。
建築と設計を知る「家具屋」だからこそのご提案が可能なのも、お客様にサダモクデザインをご利用いただく一つの要因だと考えています。
最後に
サダモクデザインの商品がお客様の元へ届くまでには多くの人の手と時間がかかっています。
「人から人へ繋ぎ、当たり前の事を当たり前にやっていく」
「カッコを付けたこともできません」
「おしゃれなうたい文句も浮かびません」
「量販店のように早くお届けすることもできません」
でも、心を込めて製作した素朴なハンドメイド家具をお届けすることだけはできます。
これが「SADAMOKUDESIGN/サダモクデザイン」という家具屋です。
2019年12月27日
SADAMOKU DESIGN
代表 畑山 義昭