ハンドメイドのオリジナル家具と雑貨|SADAMOKUDESIGN/サダモクデザイン SADAMOKUDESIGNは、『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドのオリジナル家具ブランドです。テーブルやチェア、ソファ、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、素材の持つ個性を活かして、ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。

自宅で簡単にDIYできる!プロが教える 無垢材 オイル塗装 テーブルの修理方法

修復top画像

 

無垢材のオイル仕上げ(オイル塗装)のテーブルや家具は、素朴でホンモノの質感が魅力です。

しかし、キズやシミと言ったトラブルも多くなってきます。

 

『お気に入りのテーブルや家具にキズがついてしまった!』

『テーブルの脚がガタガタする!』

『無垢材の天板にシミや輪染みが出来てしまった!』

 

など、『あなたのご自宅や周りに修理したい無垢材のテーブルや家具はありませんか?』

 

皆さまこんにちは。

サダモクデザイン 代表のハタヤマ ヨシアキです。

『共に歴史を刻む家具』をコンセプトに、職人が心を込めて製作する家具屋をやっています。

ホンモノの素材が好きで、無垢材とアイアンなどの素材を生かした家具を製作しています。

 

長年の営業の中で、自社の家具はもちろん、他社の家具の修理やお手入れに関してのお問合せも増えてきました。

ご相談の中には、DIYで簡単に修理が出来るものも多くあります。

 

長年付き合ってきた思い入れのある大切な家具だからこそ、『この先も長く付き合っていきたいですよね?』

自分で補修やメンテナンスが簡単に出来れば『大切な家具とずっと長く付き合っていけると思いませんか?』

 

そこで今回は、家具作りのプロとして今までの修理やメンテナンスの経験を生かした、

『自宅で簡単にDIYできる!無垢材 オイル仕上げ(オイル塗装) テーブルの補修方法』

について、我々が実際に現場で使っているプロの技を詳しくご紹介していきます!!

 

この記事を読めば、今まで気になっていたテーブルや家具傷や凹みが自分で安く簡単に直せるかもしれません!

テーブルだけではなく、椅子やTV台・AVボード、収納家具、ソファの木部など『無垢材のオイル仕上げの家具』なら色々と応用も可能だと思いますので是非!チャレンジしてみてください!!

 

 

1.テーブルを修理してみよう

 

完成イメージ

 

『テーブル』と一言でいっても、ダイニングテーブルやローテーブル、デスクや長机など色々な種類があります。

使われている素材や塗装などの仕上げ方も様々です。

テーブルなどの脚部が付いている家具は、一般的に『脚物家具(あしものかぐ)』と呼ばれソファなども脚物家具に含まれます。

特に、テーブルや椅子は動かしたり、引きずったりと『動かして』使うことが多い家具です。

テーブルや椅子は動かすことでガタツキの発生やキズが付くことが起こりやすく、修理やメンテナンスが多く必要でもあります。

 

せっかく修理やメンテナンスをしても、原因を解決しなければ『また同じ結果に』なるかもしれません。

原因がある不具合の項目では、原因の解決方法も書いてありますので参考にしてください。

 

※ケガや事故の原因にもなりますので、グラつきやキズは出来る範囲で早めに修復して安全で快適に使っていきましょう。

 

1-1 無垢材の天板についた輪染みを消す方法

修復輪染み画像

 

この作業で使う道具

サンドペーパー 120番 240番

ウエス×2枚 (要らないTシャツでもOKです)

オイル(テーブルの色により変わります)

 

おすすめのオイルはオスモオイルですが、少しお値段が高くなります。

亜麻仁油を使ったワトコオイルであれば安価でホームセンターで簡単に入手可能です。

ナチュラルな色のテーブルであれば、亜麻仁油(あまにゆ)や荏胡麻油(えごまゆ)などの食用オイルは乾性油(乾きやすい油)なのでお勧めです。

※不乾性(乾きにくい油)のオリーブオイルをご使用する場合は、仕上げに注意が必要です。

 

予想作業時間

10分~30分

 

シミ・輪染みの原因と予防方法

無垢材のオイルフィニッシュ(オイル仕上げ)の天板にシミや輪染みが出来る一番多い原因は水分です。

購入してすぐの無垢材のテーブルや、オイルメンテナンスを定期的におこなっていない場合は頻繁にシミが残ります。

 

コップを直に置いた場合は、必ずと言っていいほど輪染みが残りますが、これはコースターやランチョンマットを使うことで防げるのでお試しください。

 

ランチョンマット

 

金属製品と水分が合わさった場合は、黒く変色したシミが出来てしまいます。

黒いシミが出来てしまうと少し厄介ですが、早期発見ならこの方法でDIY修復可能です。

無垢材は高温にも弱いので、お鍋のような熱いモノにも変色します。

また、無垢材の呼吸を妨げるようなビニールマットなども変色やカビ、更には割れの原因にもなりますので絶対に使わないようにしましょう。

 

無垢材テーブルのシミ・輪染みの取り方

それでは!テーブルに付いたシミを取っていきましょう!

 

①サンドペーパーをかける

※あまり仕上がりの美しさにこだわらない方はこの工程①を飛ばしてもある程度の修復は可能です。

 

シミや変色部分だけでなく、テーブル全体をサンドペーパーで研磨します。

部分的にサンドペーパーで研磨をかけると、その部分だけ元の無垢材の色合いに戻るため、あとで色ムラの原因にもなりますのでご注意ください。

 

無垢材テーブルペーパーがけ

 

①最初に粗目の120番位のサンドペーパーを使うと早く仕上がります。

※仕上げるときにサンドペーパーが目詰まりして削れなくなります。

 目詰まりしたら無理に使わないようにしてください!

②以前のオイルが全て落とせたら細目のサンドペーパー240番で全体をキレイに磨いていきます。

 

どうですか?

テーブル全体が本来の無垢材の色になりましたか?

ここまで来たらあと少しですので頑張りましょう!

 

サンドペーパー

 

POINT! サンドペーパーをかけるコツ

サンドペーパーとは紙でできたヤスリのことです。
つまり、天板をヤスリで擦るので、表面のオイルや汚れが落ち、元の仕上げ前の無垢材に戻ります。
天板の形状やサイズにより変わりますが、5分~10分擦れば表面はキレイになります。

※力を入れ過ぎないように、同じ力で木目の方向に沿って全体的に擦るようにするのがコツです。

②オイルを塗る

シミも汚れもキレイに落とせたら、いよいよ仕上げにオイルを塗っていきます。

『シミの部分だけ簡単にキレイにしたい!』

『削るのが面倒!』

『作業する場所がない!』

そんな人はここからスタートしてください。

完全にシミを消すことができませんが、オイルを塗ることでツヤが出て見た目はキレイになります。

 

メンテナンスオイル

 

オイルは、家具や建材用のオスモカラーやワトコオイル等もありますが、食用のオイルでも十分に効果を発揮します。

食用のオイルのお勧めは、乾性油の亜麻仁油(あまにゆ)や荏胡麻油(えごまゆ)です。

オリーブオイルも安価で使用は可能ですが、不乾性の油なのでキレイにカラ拭きをしないとべたつきが残り不快感が出ますのでご注意ください。

 

さて、テーブルの色合いにあったオイルを見つけたら、ウエスに少しだけ染み込ませます。

オイルを染み込ませたウエスで無垢材の天板に塗り込んでいきます。

この時、必ず木目に反って出来る限り薄く延ばすように塗っていきましょう。

使用量は大きめのスプーン2杯分くらいの量で十分です。

オイルはつけすぎると、べたべた感が残りますのでご注意ください。

 

オイル塗装

 

オイルをすべて塗りこんだあとは、余分な油が残らないよう完全に拭き取ります。

この拭き取り作業がこの工程では一番重要なので、丁寧に時間をかけてしっかりと行いましょう。

 

これで、オイルが乾けば完成です!!

 

まとめポイント!

サンドペーパーはシミの箇所だけではなく、テーブル全体にしっかりとかける。
オイルは少量をウエスに染み込ませて、出来る限り薄く延ばしながら塗り込む。
余分なオイルはしっかりとふき取ることが重要。

 

1-2 割れ(ワレ)た天板を直す方法

この作業で使う道具

瞬間接着剤(アルテコやアロンアルファなど)

瞬間接着剤硬化促進スプレー(プライマー・吸着剤)

おがくず(テーブルと同じ無垢材の粉クズなら最高)

サンドペーパー250番

 

予想作業時間

10分~30分(ワレの大きさや形状により変動します)

 

無垢材 天板 割れの原因と予防方法

無垢材のテーブルは割れやすいのが特徴でもあります。

オーク(ナラ)、ウォルナット、ブナ、ヒノキ、杉、チーク、チェリーなど、皆さんが知っているどんな無垢材でも割れがおこることがあるのです。

テーブルの素材としても人気の高いオーク材は、割れやすい無垢材の代表格です。

特に、木口(年輪がある面)からパックリ割れてしまうことが多いようです。
無垢材の天板が割れる原因は、簡単に言えば『木材が呼吸して膨張と収縮を繰り返す』からです。

多くの場合、天板に埋め込まれた反り止めが収縮の邪魔をしてしまう事が原因と言われています。

 

どんなに対策をしても無垢材は割れるときは割れるので、ケガをしそうな危険な割れ方をした場合は早めに対策と修復をしていきましょう。

 

無垢材テーブルが割れたときの直し方

無垢材のテーブル天板に出来た割れを補修する際は、生活に支障をきたすような割れや、危険を伴うような割れ方をした場合に補修するのがお勧めです。

割れが『味わい』になることもありますので、何でもかんでも修復する必要は無いのです。

※やりすぎるとカッコ悪くなりますのでご注意ください。

 

天板割れアップ

 

キズは消えるのではなく、違和感がなく自然な風合いにするための工程です。

 

①サンドペーパーをかける

割れの周りペーパーがけ

 

最初に割れた箇所が天面より盛り上がっている場合はサンドペーパーで天板面が平らになるように擦ります。

次に割れた部分だけでなく、テーブル全体をサンドペーパーで研磨します。

無垢材天板のサンドペーパーのかけ方は、無垢材テーブルのシミ・輪染みの取り方の ①サンドペーパーをかける をご確認ください。

 

最終的に、無垢材天板の全面にオイルで仕上げをかけるので、ここで一気に磨いておけば、同じ無垢材の削りクズを採取出来ます。

キズが大きい場合はこの削りかすを使うことになりますので集めて取っておきましょう。

 

おが屑

 

②瞬間接着剤と硬化促進スプレーを交互に注入

瞬間接着剤充填

 

平らになったら、瞬間接着剤(アルテコやアロンアルファなど)を割れに注入します。

 

瞬間接着剤を入れたら、効果速度を上げるために瞬間接着剤硬化促進スプレー(プライマー・吸着剤)を噴きかけます。

※瞬間接着剤硬化促進スプレーを吹きかけることが、この作業では重要な工程ですので省かないでください。

 

硬化促進スプレー

 

割れが大きい場合は、『サンドペーパーをかける』の工程で採取しておいた『無垢材の削りクズ』を最初に詰め込んでおけば、注入の回数が減るので作業が楽になります。

この作業を数回繰り返し、瞬間接着剤が天板より少し窪んだ位まで盛ったら残りの『無垢材の削りクズ』を盛り上がるように埋めます。

 

おが屑盛

 

盛り上がった削りクズに、もう一度瞬間接着剤をかけたのち、硬化促進スプレーで固めてしまいましょう。

天板より少し盛り上がったくらいで瞬間接着剤が固まったら、サンドペーパーで削って天板と平らに仕上げます。

 

埋まった割れ

 

細い割れの場合はこの段階で、木目のようになりほとんど目立たなくなります。

 

②オイルを塗る

割れが埋まったら、いよいよ仕上げにオイルを塗っていきます。

 

天板割れの修復完了

 

オイルの塗り方は、無垢材テーブルのシミ・輪染みの取り方の ②オイルを塗る をご確認ください。

オイルをすべて塗りこんだあとは、余分な油が残らないよう完全に拭き取ります。
この拭き取り作業がこの工程では一番重要なので、丁寧に時間をかけてしっかりと行いましょう。

 

まとめポイント!
サンドペーパーは割れた箇所だけではなく、テーブル全体にしっかりとかける。
瞬間接着剤に硬化促進スプレーを繰り返し注入する。
大きな割れの時は、おが屑を詰めてから瞬間接着剤を注入する。
オイルは少量をウエスに染み込ませて、出来る限り薄く延ばしながら塗り込む。
余分なオイルはしっかりとふき取ることが重要。

 

1-3 テーブルの凹み(へこみ)を直す方法

 

凹み発見

 

この作業で使う道具

マチ針(お裁縫のマチ針でOK)
濡らしたコットン(濡らしたタオルでもOK)
アイロン(スチーマーがあれば最高)
サンドペーパー120番 240番

オイル(テーブルの色により変わります)

 

予想作業時間
30分~60分(凹みの深さや大きさにより変わります)

 

無垢材 天板 凹みの原因と注意事項

食事はもちろん、趣味や仕事などで毎日使うテーブルの天板は食器や硬いものを落としたり、ぶつけたりして凹みが出来るリスクが多くなります。

オイル仕上げの無垢材のテーブルであれば、硬いものを落としたりぶつけて凹みが出来てしまった場合、早めに修復作業をおこなえば簡単に目立たなくできます。

ただし、時間がたった凹みは修復が難しくなりますので、気が付いたら早めに。修復作業をおこないましょう。

 

※桐材は無垢材であっても、この方法ではソリや割れがおきる場合があり、修復が出来ません。

※凹み部が欠けてしまった場合は、この方法では修復できない場合がありますのでご注意ください。

 

無垢材テーブルが凹んだときの直し方
無垢材でオイル仕上げのテーブル天板に出来た凹みを補修する方法です。

無垢材であってもウレタン塗装やその他の塗装方法のテーブルでは、凹みの修復はできますが、割れた塗装の修復はDIYでは難しいのでご注意ください。
凹みは消えるのではなく、違和感がなく目立たないようにするための工程です。

 

①凹んだ部分を針でつつく
凹んだ箇所に、針やマチ針などを使って細かな穴を数カ所 チクチクあけていきます。
針で細かな穴をあけることで、次に行う工程で無垢材が水分を吸収しやすくなります。

 

つんつんつんつん

 

凹みが少し大きい場合は、凹みの部分や周辺を軽くサンドペーパーで削ってから針で細かな穴をあけると、水分が染み込みやすくなります。

 

②濡らしたコットンかタオルを凹みに乗せる

濡らしたコットンかタオルを用意し、凹みの上に乗せます。

※コットンやタオルはしっかりと濡らして、水が垂れない程度に絞ってから凹みにかぶせましょう。

 

濡れたタオルを乗せる

 

凹みが深い場合は濡らしたコットンかタオルを凹みの上に乗せて20分~30分放置すると良い場合もあります。

放置する場合は、出来るだけ凹みの周辺にだけかぶせるようにしないと、凹んでいない部分まで水分を吸収して、シミや変色の原因にもなる場合がありますのでご注意ください。

 

杉やパインなどの柔らかめの無垢材の凹みの場合、針でチクチクしてから水を凹みのうえに数滴たらして数時間放置しただけで、凹みが目立たなくなることもありますのでお試しください。

 

③熱したアイロンを濡れたタオルに当てる

②の工程で凹んだ箇所に乗せた、濡らしたコットンかタオルの上から熱々に温度を上げておいたアイロンを押し当てます。

この時『ジューーーーっ!!』と熱そうな音と、湯気が出ますが、気にせずに10秒くらい押さえつけましょう。

 

テーブルアイロン

 

無垢材が湿気を吸って膨張をはじめ、凹みがどんどんなくなってきます。

浅めの凹みであれば、1~2回程度この工程を繰り返すだけで凹みは目立たなくなります。

 

消えた凹み

 

④凹んでいた部分を仕上げる

凹みが目立たなくなったら、凹みあとに軽くサンドペーパー240番をかけます。

サンドペーパーで擦るときは、目立たないように最小範囲で磨いてください。

※出来るだけ凹みの周辺半径3cm程度の範囲内で磨くように気を付けましょう。

 

そこにオイルをウエスなどで染み込ませたら、作業は終了です。

オイルの塗り方は、無垢材テーブルのシミ・輪染みの取り方の ②オイルを塗る をご確認ください。
オイルを塗りこんだあとは、余分な油が残らないよう完全に拭き取るのをお忘れなく!

 

まとめポイント!
針でツンツン突いて小さな穴をあけておくと修復が早くなる。
濡らして絞ったコットンかタオルを凹み個所に乗せる。
アイロンを10秒ほど押し当てる。凹みが膨らむまで繰り返す。

サンドペーパーで最小範囲を軽くヤスル。

オイルを塗って拭きあげる。

 

1-4 キズを直す方法

 

引っ掻きキズ

 

この作業で使う道具
サンドペーパー120番 粗目(キズ落とし用)
サンドペーパー240番 細目(仕上げ用)
オイル(テーブルの色に合ったもの)

 

予想作業時間
20分~30分(キズの深さや大きさにより変わります)

 

無垢材 天板 キズの原因と注意事項

無垢材のテーブルや家具類は結構簡単にキズがついたりします。

特に、テーブルは天板の上に硬いモノや重いものを乗せることも多くなり、キズが入りやすいので注意が必要です。

食器を引きずったりしただけでも、小さなキズは日々増えていきます。

基本的に、無垢材のオイル仕上げのテーブルを使うときには、コースターやランチョンマットを使うことをオススメします。

 

ランチョンマット

 

それでもキズが入るときは入ってしまうモノです。

キーホルダーや硬い尖ったもので引っ掻いたり、大きな深めのキズが入ってしまったときは、慌てずに早めに修復をしていきましょう。

 

テーブルに入ったキズを放置していると、キズの中に汚れやバイ菌が溜まったり、ケガや事故の原因にもなる場合がありますのでご注意ください。

 

無垢材テーブルに傷(キズ)が付いた時の直し方
無垢材でオイル仕上げのテーブル天板に付いてしまったキズを補修する方法です。
無垢材であってもウレタン塗装やその他の塗装方法のテーブルに、この記事の方法では修復はできませんのでご注意ください。

 

①キズの周辺を粗目のサンドペーパーで擦る
キズの入った箇所の周辺を、粗目のサンドペーパー120番でひたすら削ります。

サンドペーパーをかけるときは、キズの箇所を中心に大きく擦るようにします。

 

キズのヤスリがけ

 

キズの部分だけサンドペーパーをかけると、そこだけが窪んでしまい、天板が波打ったようになるので気を付けてください。

どうですか?

キズがほとんど消えましたか?

キズが分からなくなったらこの工程は終了です。

 

消えたキズ

 

②細目のサンドペーパーで擦る

次にキズの入った部分だけでなく、テーブル全体を細目のサンドペーパー250番で研磨します。

テーブル全体が、本来の無垢材の色になれば、次の工程に移ります。
無垢材天板のサンドペーパーのかけ方は、無垢材テーブルのシミ・輪染みの取り方の ①サンドペーパーをかける をご確認ください。

 

③オイルを塗る

キズが消えて以前のオイルも全部落とせたら、いよいよ仕上げにオイルを塗っていきます。
テーブルの色合いにあったオイルを見つけたら、ウエスに少しだけ染み込ませます。
オイルを染み込ませたウエスで無垢材の天板に塗り込んでいきます。

 

この時、必ず木目に反って出来る限り薄く延ばすように塗っていきましょう。
使用量は大きめのスプーン2杯分くらいの量で十分です。
オイルはつけすぎると、べたべた感が残りますのでご注意ください。

オイルをすべて塗りこんだあとは、余分な油が残らないよう完全に拭き取ります。
この拭き取り作業がこの工程では一番重要なので、丁寧に時間をかけてしっかりと行いましょう。

これで、オイルが乾けば完成です!!

 

まとめポイント!
粗目のサンドペーパー120番でキズの周辺を15センチ位擦ってキズを無くす。
細目のサンドペーパー240番で天板全体を擦って、元のオイルも全部落とす。
オイルは少量をウエスに染み込ませて、出来る限り薄く延ばしながら塗り込む。
余分なオイルはしっかりとふき取ることが重要。

 

1-5 テーブルのぐらつきを止める方法

 

テーブルのグラつき

 

この作業で使う道具

潤滑スプレー(kure5-56など)

毛布や絨毯などの敷物

※この作業はテーブルの種類によって使用する工具は様々です。

 修理するテーブルによって適切な工具をお選びください。

※適切な工具を使わないとネジやボルトの頭が潰れてしまい、DIYでの修復が不可能になることもありますのでご注意ください。

 

一般的によく使われている工具をピックアップしておきます。

+ドライバー

-ドライバー

六角レンチ

スパナ

etc

 

予想作業時間
5分~30分(テーブルの構造により大きく変わります)

 

テーブルのグラつきの原因と注意事項
テーブルや椅子は座ったり立ったりする回数が多い家具です。

動かしたり、引きずったりと『動かして』使うことが多い家具の場合は、脚の接合部分に隙間が発生してグラつきが起こります。

テーブルに手をついただけでも力がかかるので、これを数年繰り返すだけで脚部の連結がゆるむ原因にもなります。

 

無垢材のテーブルの場合は、乾燥などにより収縮して無垢材が縮みます。

この無垢材収縮の縮みにより、脚部の連結部分に隙間ができることも、テーブルがグラつき出す大きな原因の一つです。

一般的に販売されているテーブルのほとんどが組立式となっていますので、連結用のネジやボルトを締め直せばグラつきは止まります。

 

ただし、安価なテーブルに多いネジ固定式の連結の場合は、ネジの穴が広がってしまいDIYでは修復が難しい場合もあります。

アンティーク家具などの場合も同様に、連結部の穴が広がってしまいしっかりと固定が出来ないことが多いです。

この場合は、家具の修理業者に依頼をした方が安心です。

 

テーブルがグラつく時の直し方

一般的な組み立て式のテーブルがグラつくときに対応した修復方法です。

この方法でグラつきが修復できない場合は、専門業者にご相談をお勧めいたします。

 

①テーブルを裏返しにする
『ヨッコイショッ!』と掛け声をかけてテーブルをひっくり返します。

事前に広い場所の床の上に毛布などを敷いておけば、テーブルの天板面に傷がつきにくくなり安心です。

 

テーブル裏返し

 

②固定金具に潤滑オイルスプレーをかける

裏返したら、脚部と天板を固定している全てのボルトやネジに潤滑スプレー(kure5-56など)を噴きかけます。

 

556吹付

 

経年劣化での癒着や、錆びついてしまったボルトやネジなどを回しやすくするために噴きかけます。

この工程をやることで、次の工程で作業がスムーズに安全におこなえるようになります。

 

③ボルトやネジを全て締め直す

この工程は適合する工具を見つける事が重要となります。

組立式のテーブルはボルト固定であったり、ネジで固定したりと金物の種類やサイズもメーカーや製造元、テーブルの形状により様々な固定方法があります。

ボルトやネジを締め直す際は、必ずサイズや形状がテーブルの金具にあった工具をお選びください。

※工具が無い場合は、代用工具などは使わないようにしてください。

※ネジの頭が潰れたり、ボルトの頭が変形してしまい、修復が出来なくなる場合があります。

 

ボルト締めこみ

 

適合する工具が見つかったら、全てのネジやボルトをしっかりと締め直していきます。

ネジやボルトは無理して回すと、固定する側のナットやネジ穴が潰れてしまったり、ネジやボルトが折れてしまい修復が出来なくなりますので慎重に作業してください。

 

※ネジやボルトが折れてしまったら、無理をせずに最寄りの家具修理業者に相談しましょう。

 

③テーブルを戻す

『ヨッコイショッ!』と掛け声をかけてテーブルを表側に戻し、グラつきが直っているかをゆすったりして調べます。

まだグラつきが残っている場合は、テーブルの下に入って増し締めをしてください。

 

グラつきが無くなったら完成です!!

 

まとめポイント!
広い床の上に毛布や絨毯を敷いておく。
天板を裏返しにして毛布や絨毯の上に置く。
脚部の固定金具に潤滑スプレーを噴きかける。
全ての固定金具を締め直す。

元に戻してグラつきを確かめる。

まだグラつきがあれば増し締めをする。

グラつきが無くなれば作業が完了。

 

1-6 テーブルのガタツキを直す方法

 

ガタツキの原因

 

この作業で使う道具

【初級者向け】

キズ防止フェルト(テープ付き)

ダンボールや厚めの紙

 

【上級者向け】

毛布や絨毯などの敷物

30cm角位のベニヤ板 4枚(脚の数)

のこぎり横切り(Zソーの7寸目が使い易いです)

サンドペーパー250番

のこぎり

 

予想作業時間
【初級者向け】5分~10分

【上級者向け】10分~30分

 

テーブルがガタツク原因と注意事項

テーブルがガタガタする原因の一つに床のレベルが水平ではないことがあります。

新築であってもリフォーム直後でも、床は完全に水平になることの方が珍しいくらいなのです。
床のレベルが少し違うだけで、テーブルがガタツク原因になります。

 

無垢材のテーブルの場合は、天板のソリにより脚部が持ち上げられてガタツキが発生することがあります。

アジャスターなどのレベル調整機能が付いていないテーブルも多くあります。

この場合はテーブルの傷防止フェルトや耐震ゴムなどを使い高さを調整したり、脚部を削ってレベル調整をするのが一般的な対処方法です。

 

テーブルのガタツキの直し方 初級者向け

 

①傷防止フェルトを貼りつける

床との隙間ができるテーブル脚の裏に傷防止フェルトを貼りつけて高さを揃えます。

隙間が大きい時は、対角側の脚部の裏にも貼れば片側が1/2の高さ調整で済むので、見た目もキレイに調整が出来ます。

傷防止フェルトの大きさは、脚部より2ミリ位小さめにカットして貼りつけると目立たなくなります。

 

フェルト貼り

 

 

テーブルのガタツキの直し方 上級者向け

※この作業はテーブルを普段置いてある場所でやるのがベストです!

 

①全脚部の下に30cm角位のベニヤ板を引く

ベニヤに乗ったテーブル

 

テーブルの脚部の下に30cm角位にカットしたベニヤ板を敷きます。

必ず全ての脚部の下に、同じ厚みのベニヤ板を敷くようにしてください。

ベニヤ板の厚みは最低でも9ミリ位欲しいです。

厚みがあるほど慣れていない人には作業がしやすいです。

※ベニヤ板の大きさや厚みは大きければ大きいほど床を傷つけるリスクは減ります。

 

②隙間が無い側の脚部を削るように切る

ベニヤ板を引いた状態で脚部の隙間をチェックします。

この作業では、隙間の無い脚部を削って高さを揃えますので、隙間があいていない脚部を見つけましょう。

隙間があいていない脚部が見つかったら、敷いたベニヤ板にのこぎりの側面を擦り付けるようにしながらテーブルの脚部をカットしていきます。

鋸で切る

 

一回でガタツキが直らないときは、もう対角側の脚部も同じ作業をします。
それでも直らないときは最初の脚部に戻ってガタツキが無くなるまで繰り返していきます。
ガタツキが無くなれば次に進みます。

 

POINT! のこぎりで木材を切るときのコツ

『のこぎりの刃を押し当てる力』はあまり入れずに『のこぎりを引くちから』だけでカットしていきます。
押すときは力を入れないようにしてください。

本来は『鋸(のこ)で切る』ことを『鋸(のこ)を引く』と言うくらい引いて使う道具なのです。
※軽いテーブルの場合は、カットする脚部側に重いものを乗せておけば作業がやりやすくなります。

③テーブルを裏返しにする

『ヨッコイショッ!』と掛け声をかけてテーブルをひっくり返します。
事前に広い場所の床の上に毛布などを敷いておけば、テーブルの天板面に傷がつきにくくなり安心です。

 

④サンドペーパーで擦る

カットしたテーブルの脚をサンドペーパーの240番でキレイに仕上げをかけていきます。

ノコでカットしただけでは切り口が荒くなり、そのままでは床にキズが入る原因にもなります。

 

切った後にペーパー

切り口と角をキレイに仕上げたらテーブルを元に戻して完成です!

 

まとめポイント!

【初級者向け】

床との隙間ができる側のテーブル脚の裏に傷防止フェルトを貼りつけて高さを揃える。

隙間が大きい場合は対角側の脚裏にも傷防止フェルトを貼り高さを揃える。

 

【上級者向け】

全脚部の下に同じ厚みの30cm角以上のベニヤ板を敷く。

脚部下に敷いてあるベニヤ板に沿わしながら鋸で削るようにカットしていく。

カットした切り口をサンドペーパー250番で擦って滑らかに仕上げる。

 

2.無垢材のテーブルや家具に使われる塗装の種類について

テーブルに限らず無垢材の家具は仕上げの塗装により、見た目や質感が大きく変わってきます。
塗装の種類により、家具の扱い方やメンテナンス方法は変わってきます。
テーブルや家具に塗装をする理由は、水分が染みこみ汚れの原因になったり、キズが付いたり、日光に当たり日焼けして変色するのを防止するためです。
さらに塗装をすることで、無垢材にツヤが出て木目を美しく際立たせてくれるようになります。
無垢材を保護して家具として使いやすくするために塗装が必要なのです。

それでは塗装の種類別に、特徴やメリット・デメリットを紹介していきましょう。

 

オイル塗装バナー

2-1 オイル塗装

 

オイル仕上げ(オイルフィニッシュ)と言われています。

植物油を塗り、浸透、余分な油分の拭き取りの工程で仕上げる塗装方法です。
無垢材を使ったテーブルや家具では、近年人気が高くなってきています。

 

●メリット
・無垢材そのものの手触りや木の温かみが伝わりやすい。
・キズや凹みの修復が簡単です。
・オイルが薄くなったら自分でメンテナンスが出来ます。

 

●デメリット
・汚れやシミが付きやすいです。
・乾燥などにより、割れや反りが起こることがあります。
・定期的にオイルの塗り直しが必要です。

 

ウレタン塗装バナー

2-2 ウレタン塗装

 

ウレタン樹脂で薄い膜をつくる、ツルツルでテカテカとした塗装です。

家具以外ではフローリング材などにも使われています。

無垢材にウレタン樹脂で薄い膜を作り、コーティングしてしまうのでお手入れが楽です。

 

●メリット
・耐熱性や耐水性、耐久性が非常に高いです。
・汚れやシミが付きにくいため、定期的なメンテナンスが必要ありません。
・割れにくく、反りにくいという特徴があります。

 

●デメリット
・オイル塗装と比べると価格が高くなります。
・無垢材の肌触りではなく、ウレタン樹脂の硬い触り心地です。
・塗装にトラブルが生じたときに、DIYでの修復が困難です。

 

3.あると便利な道具

無垢材のオイル仕上げの家具を修理やメンテナンスするときに、ホームセンターで購入可能な便利な工具などをご紹介します。

 

ドライバー画像

ドライバー(+-)

建具や脚部の調整や着脱にも使えるので、一家に一本は持っておきたい道具です。

ネジなどの溝のサイズにより、贅沢を言えば太さも3種類は揃えておきたいです。

場合により、長さが短いドライバーしか入らない家具も存在していますので短いサイズがあっても便利だと思います。

サンドペーパー

サンドペーパー 

天板に塗ってあるオイルを剥がしたり、キズを消したりと重宝します。

120番~240番位を数枚そろえておけば、天板の仕上げやキズの補修に役立ちます。

ホームセンターで1枚100円前後で購入可能です。

瞬間接着剤

瞬間接着剤

アルテコやアロンアルファなど、用途に合わせて多くの種類が販売されています。

家具修理では、割れや節穴の補修などに使います。

今回の記事でも修理方法を紹介していますので、割れが入ってしまったら確認してください。

ホームセンターでも販売されているので入手しやすいです。

瞬間接着剤プライマー

瞬間接着剤用プライマー

(硬化促進スプレー)

瞬間接着剤の乾燥を更に早くしてくれます。

また、瞬間接着剤の白色化がおこらないので、綺麗な仕上がりになります。

接着剤の定着力も上がり、作業も早く進むので瞬間接着剤とセットで揃えたいアイテムです。

メンテナンスオイル メンテナンスオイル・ワックス
蜜蠟ワックス 蜜蠟ワックス
メリヤスウエス ウエス
   
   

4.最後に

 

お疲れ様でした!!

いかがでしたか?

納得のいく修理が出来ましたか?
今回の記事で紹介している方法は、ホームセンターで揃う道具を使ってご自宅でテーブルの修理やメンテナンスが出来ます。

実際にやってみると、非常に簡単な方法なので、大切な家具を自分で修理やメンテナンスをして、大切な家具をもっと好きになって頂ければ嬉しいです。

 

家具と共に歴史を刻んでいきましょう!!

 

家具とインテリアが大好きな人の救世主

サダモクデザインのハタヤマがお届けいたしました!!

無垢材のハンドメイド家具と雑貨|SADAMOKU DESIGN/サダモクデザイン

ハンドメイドのオリジナル家具と雑貨|SADAMOKUDESIGN/サダモクデザイン

SADAMOKUDESIGNは、『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドのオリジナル家具ブランドです。
テーブルやチェア、ソファ、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、素材の持つ個性を活かして、
ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。
長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。

屋号 SADAMOKU DESIGN
住所 〒650-0046
兵庫県神戸市中央区港島中町6-2-1神戸パークシティ B棟1番
営業時間 9:00~18:00
定休日:土・日・祝
代表者名 畑山 義昭 (ハタヤマ ヨシアキ)
E-mail info@sadamokudesign.jp

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特集

ハンドメイドのオリジナル家具と雑貨|SADAMOKUDESIGN/サダモクデザイン SADAMOKUDESIGNは、『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドのオリジナル家具ブランドです。テーブルやチェア、ソファ、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、素材の持つ個性を活かして、ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。

〒650-0046
兵庫県神戸市中央区港島中町6-2-1神戸パークシティ B棟1番

078-599-7302

9:00~18:00
定休日:土・日・祝

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