西海岸スタイルの モノリス ダイニングテーブル
モノリス ダイニングテーブル
傷や汚れ、割れ、コップの輪染みも気にせずに、長く使えるダイニングテーブルが欲しかった。
普段使いには、これくらい気を使わないダイニングテーブルでないとストレスが溜まってしまう。
そこで、無垢材の素材感を楽しむための、ダイニングテーブルをつくってみた。
素材感を重視して、気兼ねなく使えるダイニングテーブルが欲しくなったから。
それまで、量販店で購入したパイン集成材のダイニングテーブルを数年愛用していました。
しかし、5年目くらいから表面のクリア塗装がネバネバと融解して来た為、お手入れがめんどくさくなったのが切っ掛けだった。
量販店の安価な家具では、長年共に暮らすことができないのだと気が付いたのもこの頃でした。
天板
最初に製作したダイニングテーブルは、サダモクデザインの初期から作り続けているローテーブルと同じデザインで、高さと広さを変えただけのものでした。
無垢材を100%使用して、安価でご提案するために紆余曲折を繰り返し、木種は現在の国産杉の天板に落ち着きました。
ソリを軽減させるために、10cmくらいの幅の無垢板をつなぎ合わせていく接ぎ張り(はぎばり)で仕上げた天板です。
国産の杉無垢材は、輸入物の杉材よりも密度が高いので天板に使っても面白い素材です。
職人が心を込めて1枚1枚を手仕事で仕上げていく、世界に2つとして同じものがない無垢材の天板です。
年月とともに、木目が浮き上がり、色合いにも深みが出てきます。
人の手がよく触れる場所は、艶が出てきて少し黒っぽい色合いへと変化する。
硬いものや、重たいものを落としたりぶつけたなら傷が出来る。
コップを置いた後に輪染みが出来る。
全部気にしなくて大丈夫です。
キズや汚れはメンテナンスで簡単に目立たなくできます。
やり方は我々が責任をもってアドバイスしていきます。
これがサダモクデザインの求めている『共に歴史を刻む』という事です。
脚部
製作当初は、無垢材をロの字に組み、ブラックに塗装していました。
しかし、無垢材の伸縮の問題や、揺れの問題が課題となりました。
数年後にアイアンの脚部に変更して、強度も飛躍的にあがり、天板のソリを補強することにも成功しました。
6cmの鋼鉄角材をロ型に溶接し、強度も重量感もある脚部です。
それを艶消しブラックに塗装しています。
アイアンの脚部は、日々進化を繰り返しています。
ソリを矯正しながら、無垢材特有の伸縮が起きても天板が割れたりしないようなスライド構造を脚部につけました。
脚部底にはアジャスターが付いているので、高さ調整も回すだけで可能です。
天板と脚部はボルト固定となり、脱着も簡単で収納時も場所を取りません。
デメリットもあります。
それは鉄の最大の弱点でもある錆びる事です。
ウレタン塗装をかけていても、傷が入ればそこから錆びてきます。
たまに、お客様から『鉄だと錆びないのですか?』とご質問を頂きます。
鉄なので錆びるのは当然です。
錆びるからこそ本物の『サダモクデザインの商品です。』
鉄が錆びないのならホンモノの素材ではないので、サダモクデザインの作品には使いません。
錆びたなら錆を削って塗ればいいだけです。
その為に、脚部は簡単に着脱できる仕組みを採用しています。
お勧めサイズ
設置スペースに余裕がある場合は、ワンサイズ大きな天板をお選びください。
脚部と脚部の間が内側に入っているので、天板サイズより25cmほど人が座れる幅が狭くなります。
幅1200サイズ天板のダイニングテーブルの場合、椅子を収納する幅は95cmしかないので、少し窮屈になります。
ゆったりと座るためには、余裕を持ったプランニングが必要です。
ご自身で難しい場合や、アドバイスが必要な時はお気軽にご相談ください。
お子様が今は小さくても将来は成長して大きくなります。
今ギリギリのサイズであれば数年後には、窮屈なサイズになってしまい後悔に繋がります。
4人家族の場合は、W1400サイズのダイニングテーブル以上がお勧めです。
設置スペースの確保が困難な場合は、ご家庭の設置スペースや家族構成に合わせたサイズをお選びください。
ただし、その場合のオーバーサイズもストレスの元になりますので、無理のないサイズ設定をお勧めします。
ご家族が通りやすいように、椅子を引いた状態で、導線の幅は50cm~60cmくらい確保することが望ましいです。
温かくて美味しいご飯を囲む家族の場所。
今日の出来事を話せる場所。
疲れて帰った時にボーっとする時間を過ごす場所。
休日には趣味に没頭できる場所。
モノリス ダイニングテーブルがみんなが集まる場所になってくれたら嬉しいです。
商品紹介
関連情報
無垢材のハンドメイド家具と雑貨|SADAMOKU DESIGN/サダモクデザイン
SADAMOKUDESIGNは、『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドのオリジナル家具ブランドです。
テーブルやチェア、ソファ、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、素材の持つ個性を活かして、
ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。
長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。
屋号 | SADAMOKU DESIGN |
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住所 |
〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町6-2-1神戸パークシティ B棟1番 |
営業時間 |
9:00~18:00 定休日:土・日・祝 |
代表者名 | 畑山 義昭 (ハタヤマ ヨシアキ) |
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