【色落ち事例】デニム生地のソファカバーの色落ち・色移りは大丈夫?
サダモクデザインでは「岡山デニム ソファ 無垢材フレーム」をはじめとして、ソファを中心にデニム生地を使用した家具を制作しています。
しかしデニム生地を使用した家具のご購入を検討されている方から、次のようなお声をいただくこともあります。
・「色落ちが気になる…。」
・「色移りが気になる…。」
実際にデニム生地は、色落ちや色移りすることがありますが、見方を変えるとお客様ご自身で、唯一無二の色落ちを楽しめる魅力があります。
またデニム生地は丈夫で長持ちし、程よい通気性があり、他の生地にはない独特の経年変化を楽しめたりと、魅力の多い生地です。
今回は安心してデニム生地、デニムソファをご利用いただけるよう、デニム生地のソファカバーの色落ち・色移りについてご紹介していきます。
デニム生地を使った商品のご購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
デニム生地のソファカバーの色落ち・色移りについて
ソファは長時間座ることが多く、体勢を変える際に生地が擦れたりと、体重がかかりやすい家具です。
そのためソファの中でも、デニム生地のソファカバーですと色落ちや色移りについて、気になる方も多くいらっしゃると思います。
実際に上記でも触れた、デニム生地のソファカバーの色落ち・色移りに加えて、
・「デニムだけど、届いた時に洗濯せずに、そのまま座っても大丈夫かな?」
・「ソファに座った時、服に色が付かないかな?」
・「洗濯した時に、色が変わってしまうんじゃないかな?」
など、心配される方も多くいらっしゃると思います。
そこで実際に、サダモクデザインで扱っているデニム生地のソファカバーで色移りについて実験してみました。
気になっているデニム生地のソファカバーのお色がございましたら、ぜひご参考に下記の写真付きの実験データをご覧ください。
結論としては、実際に実験してみると、そこまで大きな色移り・色落ちはありませんでした。
ですので安心してご購入いただけますので、是非ご検討いただければと思います。
デニム生地のソファカバーの色落ちってどういうこと?
色落ちとは「布や衣類などを洗ったときに色が落ちること」です。
デニム生地は、どうしても色落ちしてしまいます。
一方でお客様ご自身だけのオリジナルの色の変化を楽しむことが出来ます!
また座る位置など、身体が接触する部分の色の変化が出てくるので、世界に一つだけのソファが出来上がります。
デニム生地のソファカバーの色移りってどういうこと?
色移りとは、「濃い色の布を薄い色の布と重ねたりこすり合わせる、または一緒に洗濯するなどの行為により、濃い色が薄い色の布に付着してしまうこと」です。
デニム生地のソファカバーの中には、色移りのしにくい加工が施されている生地もありますが、雨などで濡れた服、夏場やお風呂上りなどの汗ばんだ服のまま、お座りになると色移りする可能性があります。
特に白い服や色味の薄い服だと、色移りする場合がございますので、お気を付けください。
デニム生地のソファカバーでカッコいい色落ちを実現させるために
サダモクデザインのデニム生地のソファカバーで、自分好みに育てることができ、カッコよく色落ちする色は、ブルーとライトブルーの2カラーです。
・「自分好みに色落ちをさせたい!」
・「デニム生地を育てていきたい!」
というお客様は、ブルーとライトブルーを是非お選びください。
特にデニム生地のソファカバーの場合、こすれやすい座面や背もたれなど身体との接触部分、座面の膝裏部分に、時間が経過するにつれ色の変化が出てきます。
またサダモクデザインのデニム生地のソファカバーは、ご家庭の洗濯機で簡単にお洗濯していただけます!
他の衣類など一緒にお洗濯されると色移りする可能性はありますが、2~3度お洗濯していただくと、色移り・色落ちも軽減されてきます。
色移りがしなくなるまでは、デニム生地のソファカバー単体でお洗濯していただきますようお願いします。
デニム生地のソファカバーの色移り・色落ちの実験データ
実際に使用しているデニム生地のソファカバーに、固く絞った濡れたダスターを10回ゴシゴシ強くこすり付けてみました。
デニム生地のソファカバーで各色が、どのくらい色移り・色落ちするのか、または色移り・色落ちしにくいのか実験をしてみましたので、ぜひご確認ください。
ブルー:インディゴ染め(ブリーチ加工)
ブルーの色味がタオルに付いて色移りしておりますが、初めは濃い目の色の服を着てご利用いただく方が安心してご利用いただけます。
ブルーはインディゴという染料で染め上げているものを、ブリーチ加工しているのですが、インディゴは水に弱く剝がれやすい、摩擦に弱い性質がありますので、色落ちしてしまいます。
ライトブルー:インディゴ染め(ブリーチ加工)
若干色移りがありましたが、ほとんどわからない程度です。
初めは濃い目の色の服を着ていただく方が安心してご利用いただけます。
薄い明るいお色味なので、目立たない結果となりました。
ライトブルーも、インディゴという染料で染め上げているものをブリーチ加工しているのですが、インディゴは水に弱く剝がれやすい、摩擦に弱い性質がありますので、色落ちしてしまいます。
キャメル:硫化染め (ワンウォッシュ)
ベージュのような色が、うっすらと色移りをしておりますが、ほとんどわからないくらいです。
初めは、濃い目の色の服を着ていただく方が安心してご利用いただけます。
キャメルは硫化染めという化学染料を使用して染め上げており、柔らかい風合いを保ち、洗いにかけることによって色落ちの風合いを楽しむことができます。
チャコールグレー:硫化染め (ワンウォッシュ)
少し色味が付いているような感じで、わからないくらいです。
ほとんど色移りしないと思いますので、安心してご利用ください。
チャコールグレーも、硫化染めという化学染料を使用して染め上げており、柔らかい風合いを保ち、洗いにかけることによって色落ちの風合いを楽しむことができます。
ブラック:反応染め (ワンウォッシュ)
こすった際に付着した生地の繊維が少しありますが、ほとんど色移りはありませんでした
初めは濃い目の色の服を着ていただく方が安心してご利用いただけます。
ブラックは、最も一般的といわれている反応染めという方法で染め上げており、反応性染料とアルカリ性の反応液を併用し、布上で化学反応を起こすことで色を固着させる方法です。
レッド:反応染め (ワンウォッシュ)
ブラックと同様、付着した生地の繊維はありますが、ほとんど色移りはありません。
初めは濃い目の色の服を着ていただく方が安心してご利用いただけます。
レッドも、最も一般的といわれている反応染めという方法で染め上げており、反応性染料とアルカリ性の反応液を併用し、布上で化学反応を起こすことで色を固着させる方法です。
カーキ (ワンウォッシュ)
ほとんど色移りはありませんでした。わからない程度です。
何度洗っても丈夫な生地で作られておりますので、気にせずにお洗濯していただけます。
デニム生地のソファカバーの色落ち・色移り まとめ
デニムカバーの色落ち・色移りについて、具体的な事例を交え、ご紹介させていただきました。
ジーンズを色落ちさせたい時は、履き込んでいくことが重要なのと同様に、ソファも長く共に暮らしていただいて、座り込んでいただくことで、色落ちの色の変化を楽しんでいただけます。
これこそデニム特有の経年変化の醍醐味です。
またデニムは、カラーや加工によって違いはございますが、残念ながら色落ちしてしまいます。
ですがご使用方法やお手入れ方法など、少し気を付けていただくだけで、より愛着が湧いてくるのがデニムです。
色移りが目立ちやすい白い服や、雨やお風呂上りなどお座りになる際に気を付けていただき、より長く、ご使用ください。
またブリーチ加工しているものは色素を抜いているので、新品のジーンズほど色落ちはしないので、ご安心ください。
無垢材のハンドメイド家具と雑貨|SADAMOKU DESIGN/サダモクデザイン
SADAMOKUDESIGNは、『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドのオリジナル家具ブランドです。
テーブルやチェア、ソファ、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、素材の持つ個性を活かして、
ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。
長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。
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